着付けもしっかりして振袖を着こなそう

振袖姿を美しく見せる作法

若い未婚の女性の最高礼装にあたる振袖。
その特徴は何と言っても、その袂の長さです。
そのために、振袖を着た時には和装の中でも特別な作法が必要になってきます。
袂が長いので袖自体がかなり重めになっています。
普段、着物を着ているときよりも、手を軽くあげただけで、袖口から肩にかけて着物が下がってきて、二の腕がすぐに見えてしまいます。
いつも以上にかならず、袖口をおさえて手を挙げるようしましょう。
また、振袖の場合は、帯も袋帯を使い、重さがある上に華やかな変わり結びにすることが多いので、背筋をのばして、腰かけるときには帯が背もたれに当たらないように気を付ける必要があります。
また、椅子の高さよりも袂が長い場合が多いので、ホテルなどで食事をする場合も、長い袂が床についてしまうことがあります。
かならず、袂を両方あわせて、膝にのせておくなどの注意が必要です。
お座敷で座るとき、立ち上がるときも自分で袂を踏まないように。
また、他の人の袂を踏まないようにするのが作法の基本です。

振袖の着付けと着付け教室。

多くの着物の着付け教室が日本全国にあります。
その中で最近、もっとも多いのは実は浴衣の着付けです。
簡単におぼえられ、着物の基礎が学べるので、大変若い世代に人気があります。
その次には、やはり小紋などの普段着の着物の着付けでしょうか。
振袖などの礼装の着付けを教室で習う方はどちらかというと、少ない傾向にあります。
どうしても、改まったお席にでることが多いため、美しく着付けたいということと、普段着の着物と違い、ヘアスタイルやメイクも、いつも以上に装いたいという方が多いので、プロに聞きつけから、ヘアセット、メイクまで一式お願いする方が多いと思います。
また、振袖を自分で着ようと思うと、帯の結び方のアレンジなども、学ぶ必要があり、なかなかすぐに、そこまで習得することは難しいので、敬遠されているようにも思います。
相手の方に着付けてあげる場合にも、やはり、着くずれないのはもちろんのこと、華やかな場にふさわしい帯結びなどが要求されるため、振袖の着付けを習う方が少なくなっています。