着付けもしっかりして振袖を着こなそう

振袖姿を美しく見せるための作法

振袖を着たときは、歩き方や立ち方、座り方などの日常のちょっとしたしぐさでも洋服を着ているときとは異なる作法が求められます。
これらの作法を知っているかどうかで見た目の美しさにかなりの差が生まれます。
日常のさまざまなシチュエーションで気をつけるべきポイントを理解することで、美しい振袖姿を目指しましょう。

1,歩き方
内股気味に歩幅を小さく歩きます。この時、あごを引いて、腰をやや引きぎみにし、肩の力を抜くとより美しく見えます。大股で歩くと、着崩れの原因になりますし、なによりも美しくないのでやめましょう。

2,立ち方と座り方
立ち上がるときは両足をそろえ、袖をふまないように気をつけましょう。いすに座るときは、浅く腰掛けるようにし、 袖は重ねて折りたたみ、膝の上に置きます。

3,手をあげるとき
吊革につかまるなど、手をあげるときは袖がめくれてひじが出ないように気をつけましょう。わきをしめて、あげる方の手首の袖口をもう片方の手でそっと押さえます。

振袖の着付けに必要な裾よけの役割

振袖の着付けをお願いする際に、着物だけでなくたくさんの小物も用意するように言われるでしょう。
その中の一つに裾よけがありますが、長襦袢も着るのに何のために必要なのだろうと疑問に思う人もいるでしょう。
裾よけは肌襦袢と同じく、下着の役割を果たします。汗を吸い取ってくれ、長襦袢や振袖に汗染みがつくのを予防する働きがあります。
また、素材の良い裾よけは、振袖を着た際の裾さばきがスムーズにできるので、優雅な身のこなしに一役買ってくれます。
形は腰巻型、スカート型、パンツ型などがありますが、着物を着慣れていない人にはスカート型やパンツ型が違和感がなくて履きやすいでしょう。
また素材は絹、綿、化繊、ウールなどがあります。冬にはウール、春・夏は綿というように季節に合わせて選ぶのがお勧めです。
絹は割高感はありますが、肌触りが良く裾さばきもしやすく、静電気もおきにくい素材です。このように裾よけは季節、用途に合わせて様々な種類があります。